ハトは排泄量も多く、成分的に洗浄が困難で長時間放置すると金属類の腐食も起こります。
また、糞には病原菌が含まれており死に至る場合もあるため、巣作り前の対処が必要です。
ハトの対策方法はいくつかありますが、被害箇所の形状を考慮してベストな方法をご提案します。
糞には病原菌も…巣作り前の対処がベスト

ハトの生態

日本で一般的に生息しているのはドバトという種です。
江戸時代に渡来したとされています。
今日われわれ人間の都市化の進行に適応して増加しており、住環境の破壊など多くの被害をもたらしています。
生後6か月ころから性的に成熟し発情して繁殖期に入ります。
1年中で春が最も旺盛な繁殖期で秋にも発情します。
営巣場所は岩の多い岩壁などを好む性質があり、家のベランダ、工場の鉄骨、ビルの屋上などです。
生態系全体としてみると、結果として他の野生鳥類を追い出しており、数の増加は問題となっています。
ハトの被害例
ハトは排泄量も多く、成分的に洗浄が困難で長時間放置すると金属類の腐食も起こります。
一般住宅やビル、商業施設や工場などあらゆる建物が被害にあいます。
糞には病原菌が含まれており、特にクリプトコックス症は死亡に至る場合もあります。
また、巣からワクモやトリサシダニ等の人体を刺咬する害虫が発生する場合もあります。
カラスは巣があると翌年も使用する傾向が強いです。



ハト予防・駆除
ハトの対策方法はいくつかありますが、被害箇所の形状を考慮してベストの方法を選択し提案します。
ネット取付
一昔前の緑や青の目立つ太いネットではなく目立たない細い黒いネットが主流となっているため美観も損なうことがありません。
ベースも接着式のため建物に穴をあけるなどの工事も必要ありません。

プロテクター設置

ハトが留まれないようにステンレスの剣山状のプロテクターを設置します。
接着式です。
忌避剤処理
ハトに対して視覚・嗅覚・触覚に訴え帰巣本能・留まる意欲を減退させます。

捕獲カゴ設置

各市町村の許可を得たうえで繁殖しすぎたハトの一定数を捕獲・駆除します。
※カラス対策は巣の撤去のみ承っております。
太陽光パネルのハト対策
近年、太陽光パネルの下にハトが営巣するケースが増えております。
放置するとハトの糞がどんどんたまっていきます。
特にその下の雨樋に糞が溜まり完全に詰まった後、重みで破損する場合もありますので、早めの処置をおすすめします。
太陽光のパネルの隙間に溜まった糞を清掃消毒した後、周囲の侵入防止にネットを取り付けます。
ハトは帰巣本能が強いため補助的に忌避剤を使用します。

工場・倉庫・商業施設のハト対策もお任せください!
大規模施設に侵入するハトも多くなっています。
例えば、鉄製品の工場では糞が鉄を腐食させます。
他の工場や倉庫、商業施設などでも糞が商品に付着して損害をもたらしています。
また、糞は様々な病原菌をもっていますので、その周囲にいる人の衛生環境も悪化させます。
状況に応じたご提案をさせていただきますので、ぜひご相談ください!

施工別費用の目安
侵入防止工事
ベランダや太陽光パネル下などの箇所にネットを設置取付、物理的に侵入できないようにします。
ベランダ | 2,400円~/㎡ |
太陽光 | 2,800円~/m |
飛来防止工事
庇などの箇所にステンレス製のプロテクターを設置取付することで止まれないようにして、寄せ付けません。
飛来防止工事 | 5,000円/m~ |
忌避処理工事
ハトがよくとまる箇所に嫌悪感を与える有効成分で帰巣本能や近づく意欲を減退させ、その場所に寄り付かなくします。
忌避処理工事 | 2,100円/m~ |
捕獲作業
行政機関の認可を得た上で、被害が著しく、繁殖しすぎた個体を一定数捕獲回収処分します。(申請手数料が必要です。)
カゴ1台、1ヶ月 | 80,000円~ |
※清掃・消毒も必要に応じて行います。高所作業もご安心してお任せ下さい。
※表示価格はすべて税抜価格です。別途消費税をいただきます。
記載の項目はほんの一部です。
その他にもさまざまなお悩みにお応えしていますので、まずはお気軽にご相談ください。